【未解決事件】金沢市畝田中すき家強盗未遂事件 ワンオペだったら危なかった

【金沢市畝田中すき家強盗未遂事件】

 

金沢市畝田中すき家強盗未遂事件は、2016年(平成28年)に石川県金沢市で発生した強盗未遂事件である。

2016年10月1日午前1時頃、石川県金沢市畝田中(うねだなか)の金沢外環状道路沿いにある牛丼チェーン店「すき家金沢畝田店」に包丁を持った男が押し入った。

男は、レジにいた30代の男性店員に包丁を突きつけ、「金を出せ」と脅したが、他の店員が警察に通報するよう叫んだところ、「警察には言わないでくれ」と言い、何も取らずにそのまま逃走した。

当時、店内には客はおらず、店員にもケガなどはなかったが、もし、ワンオペ(1人の従業員に全ての作業を行わせる事)だったら危なかったかもしれない。

金沢西警察署は、強盗未遂事件として捜査しているが、未だ犯人逮捕には至っておらず、この事件に関する情報提供を呼び掛けている。

<連絡先>

金沢西警察署

電話:076-266-0110

 

「犯人の情報」

犯人の画像

金沢市すき家強盗未遂事件の犯人画像
出典:金沢西警察署

 

犯人の特徴

・性別:男

・身長:170cmくらい

・当時の服装など:白色のTシャツ(前面だけにプリント有り)、青色っぽいズボン、黒色っぽい履物、青色っぽい野球帽を被っていた、白色のタオルで目の下を隠していた

・持っていた包丁:刃渡り20~30cm

 

「牛丼店強盗事件の9割がすき家」

2011年頃までは、全国の牛丼チェーン店で発生した強盗事件の約9割を、すき家が占めていた。

すき家が狙われていた理由は、下記の3つの事が原因のようだ。

・夜間は店内にアルバイト従業員1人だけ

・店内に多額の現金を保管している

・レジが出入り口直近に1台のみの店が多い

 

すき家は、これらの事を改善するように各都道府県の警察から何度も要請されている。

今回事件が発生した「すき家金沢畝田店」がワンオペでなかったという事は、既に全国のすき家でも改善されているのかもしれない。

 

【未解決事件】岡崎市新堀町強盗殺人事件 裕福な家を狙った計画的犯行か?

【岡崎市新堀町強盗殺人事件】

 

岡崎市新堀町強盗殺人事件は、2013年(平成25年)に愛知県岡崎市で発生した強盗殺人事件である。

2013年8月13日午後9時過ぎ、愛知県岡崎市新堀町に住んでいた会社役員の大岡幸正さん(当時61歳)が、自宅2階の寝室で血を流して死亡しているのを訪ねてきた長女が発見した。

大岡さんは、シャツと半ズボン姿で寝室の床にうつ伏せで倒れており、胸や腹には複数の刺し傷があった。

遺体発見時、玄関のカギは開いたままになっており、遺体が発見された寝室とは別の部屋の引き出しなどが荒らされ、現金数万円が奪われたと見られている。

愛知県警は、強盗殺人事件として岡崎署に特別捜査本部を設置し、捜査を開始した。

大岡さんは、8月11日夜から12日明け方にかけて、殺害されたと見られている。

 

大岡さんは、大手自動車部品会社「デンソー」の元社員で、海外の生産子会社の社長などを務めた後、同県常滑市に本社を置くグループ会社「大信精機」に出向・転籍し、2011年6月からは常務として製造部門の統括を担っていた。

大岡さんは妻と2人暮らしで、8月10日~18日まで夏季休暇を取得していた。

10日の昼には、九州の実家に帰省する妻(当時59歳)を名鉄新安城駅まで車で送っていた。

その後、大岡さんと連絡が取れなくなった事を不審に思った妻は、13日夜、同県高浜市に住む長女に大岡さんの様子を見に行くよう頼んだ。

そして、長女が大岡さんを訪ね、遺体を発見した事で事件が発覚した。

 

現場は、JR東海道線の西岡崎駅から約500m離れたところにある、住宅の周りに田んぼや畑が点在する場所だった。

現場付近に住む男性は、大岡さんについて「町内会でも積極的に活動して信頼されていた。穏やかで、恨みを買うような人ではない。」と話していた。

未だ犯人は逮捕されておらず、犯人に結び付くような有力な情報も得られておらず、凶器も発見されていない。

ただ、犯人が履いていたと思われるサンダルは特定できており、岡崎警察署は同種のサンダルの写真を公開している。

同署は、このサンダルを

・見た事がある

・捨てられているのを見た

・サンダルを履いている人を見た

などの情報提供を呼び掛けている。

また、大岡さん宅近くに黒っぽい小型車両が停まっていたという目撃情報もあり、この黒っぽい小型車両の情報提供も呼び掛けている。

<連絡先>

岡崎警察署 特別捜査本部

フリーダイヤル:0120-110-272

 

「犯人が履いていたと思われるサンダルの情報」

岡崎市新堀町強盗殺人事件の犯人が履いていたと思われるサンダル
出典:岡崎警察署

 

上記の写真は、犯人が履いていたと思われるサンダルと同種のサンダルの写真で、犯人がどの色のサンダルを履いていたかは分からないが、色は紺色・黒色・茶色の3色が存在する。

 

「現場の地図」

岡崎市新堀町強盗殺人事件の現場の地図
出典:岡崎警察署

 

 

【未解決事件】千葉市若葉区夫婦失踪事件 既に殺害されている?

【千葉市若葉区夫婦失踪事件】

 

千葉市若葉区夫婦失踪事件は、2001年(平成13年)に千葉県千葉市で発生した夫婦失踪事件である。

2001年5月18日午後6時頃以降から、千葉県千葉市若葉区貝塚町に住んでいた会社員の杵渕清(きねふち きよし)さん(当時59歳)と、パートをしていた妻の郁子(いくこ)さん(当時54歳)の夫婦が行方不明になった。

両親と連絡が取れない事で留学先から急遽帰国した娘が、警察に届け出た事から事件が発覚した。

また、行方不明になった18日には、千葉市内の金融機関で夫の清さん名義の通帳から現金が引き出されており、その際、第三者の払い戻し者が金融機関の防犯カメラに映っていた。

更に、妻の郁子さんは失踪前に、親しい友人に「今日は一生のうちで一番悲しい事があった。」というメールを送っていた事も分かっている。

 

「失踪前後の経過」

・5月15日

妻の郁子さんは、会社の上司である山田さんに「警察が訪ねて来るから会社を休ませてほしい。」と連絡している。

上司の山田さんによると、郁子さんは警察官を名乗る男から「近所(都賀の台)で逮捕された2人組の空き巣グループが杵渕さん宅を狙っており、まだ逮捕されていない仲間が犯行に及ぶ可能性がある。その犯人は凄い知能犯でITを使っていろんな事をする。」と言われたという。

更に、警察官を名乗る男は「逃走中の空き巣が必ず杵渕さん宅に現れる。見られているかもしれない。空き巣は杵渕さん宅の間取りだけでなく、家族構成や夫婦の仕事の時間、家族しか知らない情報まで知っていた。」などと話したという。

不審に思った郁子さんは夫の清さんに連絡したが、男は堂々と清さんと応対した。

その後、男は清さんが帰宅する午後7時30分頃ギリギリに出て行ったという。

 

・5月16日

警察官を名乗る男が杵渕さん宅を再び訪れ、「近所に空き巣が入ったが、逮捕間際で取り逃がしてしまった。ITを使う知能犯の空き巣は、被害者が気付かないうちに口座から多額の預金を引き出す事ができる。被害が出たら直ぐに警察に届け出ができるようにしておく必要がある。」などと言い、持参した被害届を差し出したという。

郁子さんは、男に言われるがままに個人情報や講座の情報などを被害届に記入してしまった。

男は、「銀行口座を全て教えてくれれば自分が署に戻って毎日その口座に不審な動きがないかどうか調べる。」と言い、男は預金通帳と印鑑を確認したという。

 

・5月17日

午前8時頃、郁子さんは会社に「また警察が来ているから出勤が遅れる。午後0時を過ぎたら欠勤にしてほしい。」と連絡を入れたが、結局欠勤する事となった。

この日、午前10時01分と午後5時41分に、清さんが自宅のカギを替えるために不動産業者に電話していた事が分かっている。

 

・5月18日

午前7時頃、清さんは仕事のために家を出た。

この日、郁子さんの会社に清さんを装った電話が掛かってきており、会話の内容は次のようなものだった。

清さんを装った男:杵渕ですけど、2、3日休みます。

会社:えっ、2、3日ですか?

清さんを装った男:親戚に不幸がありましたので。

会社:上司に代わりましょうか?

清さんを装った男:いえ、結構です。

 

心配した郁子さんの上司の山田さんは、午前10時頃に杵渕さん宅を訪れた。

この時、ガレージには車があり、呼び鈴を押しても応答がなかった。

そして、山田さんが家の裏手側から中を覗き込もうとした時、左手に男が立っており、男は山田さんと顔が合った途端に脇を向いた。

山田さんは、警察が本当に杵渕さん宅を見張ってくれているのだと思ったという。

この日の正午頃、この男が杵渕さん宅の周りをうろついていたのを近所の住人が目撃し、警察に連絡している。

男の特徴は、身長160~170cmくらい、年齢は60歳前後、アゴが角張っている、短髪。

 

午後1時45分頃、千葉駅前にある銀行に、杵渕清を名乗る男が現れ、定期預金の350万円を解約している。

 

・5月22日

2日間会社を無断欠勤した清さんを心配した上司が杵渕さん宅を訪れた。

この時、玄関のドアは閉まっており、雨戸も閉まった状態になっていたが、車庫の門は開いたままで車はなく、ポストには郵便物が溜まっていた。

清さんの上司は警察に通報し、清さんの長男にも連絡した。

そして、午後10時頃、栃木から駆け付けた長男と警察が家の中に入った。

この時間帯は、いつも両親が居るはずなのに居ない事を長男は不思議に思った。

部屋に荒らされた形跡はなかったが、清さんのスーツの上着は椅子に掛けたままになっており、スーツのズボンとYシャツは見当たらなかった。

杵渕さん夫婦は、物の出しっぱなしが嫌いだったという。

また、風呂場の扉からは、何かで擦ったような血痕が発見された。

 

・5月23日

警察の調べによると、杵渕さん夫婦以外の指紋は全て拭き取られていた。

また、ルミノール反応検査を行ったところ、風呂場と廊下に血痕を拭き取った跡が検出された。

DNA鑑定の結果、風呂場の血痕は郁子さんのもの、廊下の血痕は清さんと郁子さんのものと判明した。

郁子さんの血痕は、生死に関わるほどの量だったという。

 

「Nシステムで確認された杵渕さんの車の情報」

Nシステムとは、走行中の車のナンバープレートを自動的に読み取るシステムの事。

 

・5月19日

午後2時頃、国道357号線を木更津方面に南下し、午後4時頃には錦糸町で確認されている。

その後、美女木インターから外環道路を走行し、関越自動車道を長野方面に向かっている。

午後7時頃、長野県佐久インターで降りている。

 

・5月20日

午前8時頃、長野自動車道の塩尻で確認されている。

午前10時頃、中央自動車道の愛知県小牧東で確認されている。

 

・5月26日

名古屋市名東区で車が発見されたが、車は違法駐車の多い場所に停められていた。

車内の指紋は全て拭き取られており、後部座席からは尿反応が検出された。

また、トランクの中からは杵渕さん夫婦の血痕が発見された。

 

「この事件の不審な点」

郁子さんの壊れたPCを長男から預かり復旧したところ、不特定多数にメールを送信していた事が分かった。

削除されたメールを復元すると、化粧品のマルチ商法絡みで送信したメールが100通以上あった。

また、郁子さんは誰かに金を貸していたという噂がある。

100万円単位の金を貸していたようだが、取り立てができず、ヤクザに取り立てを依頼していたという話もあり、ヤクザは近所に体裁が悪いため、警察と言っていたらしい。

どうやら会社の仲間同士で貸していたようだ。

 

「捜査の状況」

未だ杵渕さん夫婦の所在は分かっておらず、銀行の防犯カメラに映っていた男の行方も分かっていない。

千葉東警察署は、この事件に関する情報提供を呼び掛けている。

<連絡先>

千葉東警察署

電話:043-233-0110

 

「防犯カメラに映っていた男の情報」

男の画像

千葉市若葉区夫婦失踪事件の夫婦の口座から金を引き出した男
出典:千葉東警察署

 

男の特徴

・身長:165cmくらい

・当時の年齢:50~60歳代くらい

・耳の形や首の太さなどから、格闘技経験者の可能性がある

・肩幅が広い

・えらが張っている

・眼鏡をかけていたが、耳に掛かっていなかったため偽装の可能性がある

・被っていた帽子に「C、D」の文字がある

 

 

【未解決事件】堀切4丁目荒川河川敷殺人・死体遺棄事件

【堀切4丁目荒川河川敷殺人・死体遺棄事件】

 

堀切4丁目荒川河川敷殺人・死体遺棄事件は、2012年(平成24年)に東京都葛飾区で発生した殺人・死体遺棄事件である。

2012年10月25日午後8時30分頃、東京都葛飾区堀切4丁目の荒川河川敷に釣りに来ていた男性から、「人の遺体のようなものがある」と110番通報があった。

駆け付けた警察官が確認したところ、腐乱した遺体が発見された。

遺体には頭と足から、それぞれ5、6枚の黒いポリ袋が被されており、膝を折り曲げるような姿勢で体の大部分がポリ袋に入っており、手足には紐が巻かれ、腹部には複数の刺し傷があった。

また、遺体は川の水が引いたところに打ち上げられていたが、死後相当期間が経過していると見られ、発見時、着衣や所持品などはなかった。

警視庁捜査1課は、何者かが死体を遺棄したと見て、死体遺棄事件として捜査を開始した。

 

その後、DNA鑑定を行った結果、遺体の身元は東京都足立区西保木間在住の無職の邊見義光(へんみ よしみつ)さん(当時62歳)である事が分かり、司法解剖の結果、死因は腹部を刺された事による失血死と見られた。

邊見さんの長男(当時35歳)によると、邊見さんは足立区の団地で10年ほど1人暮らしをしていた。

そして、2012年9月頃から、邊見さんの親族が郵便受けに新聞が溜まっているのを不審に思い、部屋の中を確認したところ、行方不明になっている事に気付き、葛飾署に届け出ていた。

行方不明に気付いた当時、邊見さん宅の玄関は施錠されており、室内に争った形跡も見られなかった。

 

その後の調べで、2012年10月18日午前0時頃、遺体発見現場の葛飾区堀切の河川敷から上流に約4km上った西新井橋(足立区本木)から、大きな物が川に落ちて水しぶきが上がったのを、近くで釣りをしていた男性が目撃していた事が分かった。

この釣りをしていた男性によると、何が落ちたのかは分からず、不審な人物にも気付かなかったという。

同署は、犯人が水面まで約10mの高さのこの橋から邊見さんの遺体を川に投げ入れ、その後、下流の発見現場まで流されたと見ている。

 

未だ犯人は逮捕されておらず、犯人に結び付くような有力な情報も得られていない。

同署は、

・邊見さんを知っている

・邊見さんの知り合いだった人を知っている

・邊見さんによく似た人を知っている、見かけた事がある

・橋の上や河川敷から、荒川に黒っぽい大きな物を捨てるのを見た

・事件の関与を自慢げに話したり、異常に興味を示す人を知っている

などの情報提供を呼び掛けている。

<連絡先>

葛飾警察署

電話:03-3695-0110(署代表)

 

「邊見さんの情報」

邊見義光さん
出典:葛飾警察署

 

 

 

 

 

 

 

 

・名前:邊見義光(へんみ よしみつ)さん

・当時の年齢:62歳

・当時の住所など:都営西保木間4丁目アパート(足立区)で1人暮らし

・職業:元左官職人で当時は無職

・行方不明時期:2012年(平成24年)9月頃

・身長:168cmくらい

・身体の特徴:左眉毛にイボ有り

 

「現場の地図」

堀切4丁目荒川河川敷殺人・死体遺棄事件の現場地図
出典:葛飾警察署

 

現場は、東京都葛飾区堀切4丁目の荒川左岸河川敷内。

 

 

【未解決事件】西尾市鵜ケ池町死体遺棄事件 身元は中国籍女性か

【西尾市鵜ケ池町死体遺棄事件】

 

西尾市鵜ケ池町死体遺棄事件は、2019年(令和元年)に愛知県西尾市で発生した死体遺棄事件である。

2019年10月2日午後1時50分頃、愛知県西尾市鵜ケ池町(あいちけん にしおし うがいけちょう)にある矢作古川(やはぎふるかわ)の河川敷で草刈りをしていた作業員の男性(当時78歳)から、「異臭がするスーツケースを見つけた。」と110番通報があった。

駆け付けた警察官がスーツケースを確認したところ、中から白骨化した遺体が発見され、愛知県警は死体遺棄事件として捜査を開始した。

発見時、スーツケースにはカギが掛かっており、開かない状態だった。

同県警によると、遺体は服を着た状態で発見され、成人と見られるが、年齢や性別は不明だという。

 

現場は、名鉄西尾線福地駅から東に約2kmのところにある矢作古川の河川敷で、周辺には住宅と田畑が混在している。

スーツケースは、土手上の車道から約10m下の法面(のりめん)の草むらで発見された。

近くで釣りをしていた中年の男性は、「昨日も来たが、異変には気付かなかった。こんな静かなところで事件が起きるなんて。」と驚いた様子だった。

近くに住む男性は、「物騒な事件。早く(真相が)明らかになってほしい。」と困惑した表情で話していた。

 

遺体発見から数日後、スーツケースの中から中国籍の女性(当時37歳)の身分証が見つかっていた事が明らかになった。

この身分証の女性は、2019年6月に来日し、東京の池袋周辺に滞在した後、7月から行方が分からなくなっており、8月に女性の弟が東京都内の警察署に行方不明者届を提出していた。

弟は遺体の身元について「恐らく私の姉だと思う。頭が混乱している。本当に悲しい。」と話していた。

西尾署は、遺体がこの身分証の女性の可能性が高いと見て、身元確認を進めると共に、女性が何らかのトラブルに巻き込まれたと見て、捜査を続けている。

しかし、未だ犯人に結び付くような有力な情報は得られておらず、被害女性やこの事件に関する情報提供を呼び掛けている。

<連絡先>

西尾警察署

フリーダイヤル:0120-110-443

 

「現場付近の地図」

 

 

【未解決事件】東日暮里3丁目路上殺人事件 背後から刺して逃走か

【東日暮里3丁目路上殺人事件】

 

東日暮里3丁目路上殺人事件は、2011年(平成23年)に東京都荒川区で発生した殺人事件である。

2011年11月28日午後10時25分頃、東京都荒川区東日暮里3丁目28番先の路上で、背中から血を流している男性が発見された。

発見したのは通り掛かったタクシー運転手で、血を流している男性がタクシーを呼び止め、運転手に「病院に連れて行ってほしい」と話し、運転手が「どうしたんですか?」と尋ねたところ、「刺された」と言ってそのまま倒れたため、運転手が110番通報した。

被害男性は病院に搬送されたが、刺し傷が心臓近くまで達していたため、搬送された時には既に心肺停止状態になっており、そのまま死亡が確認された。

手などに身を守る際にできる防御創がなかった事から、背後から背中をいきなり刺されたものと見られている。

その後の警察の調べで、被害男性は近くに住んでいた太田康治さん(当時24歳)と判明し、刺された現場は太田さん宅まで僅か15mのところだった。

 

太田さんは事件当夜、勤務先を出て自宅の最寄り駅であるJR日暮里駅に、午後9時35分頃に到着している事が駅の防犯カメラの映像から分かっている。

そして、その後、徒歩で約1km離れた自宅方向に向かっているが、自宅近くの角を曲がらずそのまま直進し、コンビニに立ち寄っている事がコンビニの防犯カメラで確認されている。

買い物を終えコンビニを出たのが午後10時20分頃で、その後、自宅方向に向かったと見られている。

発見時、太田さん宅の目の前にはコンビニ袋が落ちており、辺りにはコンビニで買ったポテトチップスが散乱していた。

凶器は発見されておらず、太田さんの携帯電話や財布には手を付けられていなかった。

また、自宅前から約15mのところにあるT字路付近には大量の血痕が残されており、ここが犯行現場となった可能性があり、太田さんはここから大通りまで逃げ、通り掛かったタクシーに助けを求めたと見られる。

しかし、大量の血痕が残されていたにも関わらず、犯人の足跡がなかった事から、犯人は太田さんと逆方向に逃走した可能性が高い。

 

太田さんがタクシーに助けを求めたと思われる同時刻頃、太田さん宅の1本裏にある路地の防犯カメラに1人の男が商店の角を曲がった様子が映っており、その先には太田さんが襲われた現場がある。

荒川署は、この男が犯人の可能性が高いと見ている。

また、男がJR鶯谷駅がある南の方角に向かった事も判明しており、南に約400mのところでも不審な男が防犯カメラに映っていた。

この不審な男が犯人と見られる男と同一人物であると断定はされていないが、同署は何らかの事情を知っていると見て行方を追っている。

更に、犯行時刻頃、現場付近で男性同士が言い争っているのを近所の住民が聞いており、その中でも特に、とても怒った様子の中年男性の声が聞こえていたという。

 

太田さんは、温厚で明るく社交的な性格で、周辺にトラブルなどもなく、人柄もいい好青年だったという。

同署は、犯人と見られる男の身元特定に全力を挙げているが、未だ男に結び付くような有力な情報は得られておらず、現場付近で、

・言い争う声を聞いた

・服に血のついた人を見た

・不審な人物を見た

・駐車していた不審車両を見た

などの情報提供を呼び掛けている。

<連絡先>

警視庁 荒川警察署

「東日暮里三丁目先路上刃物使用殺人事件」特別捜査本部

電話:03-3801-0110(署代表)

 

「男の情報」

防犯カメラに映った男の画像

東日暮里3丁目路上殺人事件の犯人と見られる男の画像
出典:荒川警察署

 

男の特徴

・黒っぽいジャンパー、白っぽいズボンを履いていた

 

「現場の地図」

東日暮里3丁目路上殺人事件の現場地図
出典:荒川警察署

 

 

【未解決事件】茂原市町保で発生した宮司殺人事件

【茂原市町保宮司殺人事件】

 

茂原市町保宮司殺人事件は、1999年(平成11年)に千葉県茂原市で発生した殺人事件である。

1999年8月2日午前8時頃、千葉県茂原市町保6番(ちばけん もばらし まちぼ)にある金刀比羅神社・金刀比羅本教茂原教会所の駐車場の草むらで、同神社の宮司・鵜沢秀胤さん(当時56歳)が死亡しているのが発見された。

発見したのは長生消防本部職員をしていた鵜沢さんの弟の良さん(当時52歳)で、良さんが出勤途中に血を流してうつ伏せで倒れている鵜沢さんを見つけ、110番通報した。

司法解剖の結果、死因は背中を刺された事による失血死と判明した。

茂原署の調べによると、鵜沢さんは外出用のグレーの縦じまの甚平姿だった事から、帰宅直前に被害に遭ったと見られる。

遺体の近くには自転車と白いサンダル、タバコやライターなどが入った黒い小さなセカンドバッグが落ちていた。

セカンドバッグの中には現金がなく、ズボンのポケットの中に220円の小銭が残されていただけだった。

凶器は発見されていない。

 

事件前日の1日午後6時過ぎ、鵜沢さんは次女(当時25歳)に「仲間の集まりに行く」と言い残して自転車で外出し、JR茂原駅前にある居酒屋で知人16人との飲み会に参加していた。

そして、同日午後8時頃、鵜沢さんは1人で居酒屋を出て近くのフィリピンパブに行き、カラオケなどをしていた。

その後、2日午前1時頃まで飲み、ポケットから2万円を出して代金1万8,500円を支払い店を出て、帰宅したところを襲われたと見られる。

フィリピンパブを出てから、遺体が発見された午前8時頃までの足取りは分かっていない。

 

鵜沢さんは、事件の12年前に妻に先立たれ、長女(当時27歳)と次女の3人で暮らしていた。

神社は戦前に創建され、鵜沢さんは父の跡を継いだ2代目で、1970年に宗教法人を設立した。

鵜沢さんは、1993年に自宅脇の敷地が市道用用地として買収され、約4億2,000万円の売却益を得ており、被害に遭う前年にも自宅周辺の土地を売却して大きな利益を得ている。

近所の住民によると、鵜沢さんは、普段から数十万単位の現金を持ち歩いていたという。

フィリピンパブの女性には「たくさんのお金があるから貸しているんだ。」と話していたようで、知人にも「100万円単位で金を貸すので、いつでも言ってくれ。」と話していたという。

鵜沢さんは、事件前年の8月24日午前1時10分頃にも、外国人のいるスナックでカラオケを楽しんだ後、自宅前で襲われ、現金30万円や印鑑の入ったポシェットなどを奪われている。

同署は、金銭トラブルによる犯行と見て捜査を続けているが、未だ犯人に結び付くような有力な情報は得られておらず、この事件に関する情報提供を呼び掛けている。

<連絡先>

茂原警察署

電話:0475-22-0110

 

「現場の地図」

 

 

【未解決事件】大田区矢口3丁目老女殺人事件

【大田区矢口3丁目老女殺人事件】

 

大田区矢口3丁目老女殺人事件は、2009年(平成21年)に東京都大田区で発生した殺人事件である。

2009年8月29日午前9時49分頃、東京都大田区矢口3丁目22番所在の一戸建て住宅に住んでいた不動産賃貸業の瓜生スエ(うりゅう すえ)さん(当時84歳)が、自宅で死亡しているのが発見された。

発見したのは訪ねてきた近所に住む親族の女性(当時58歳)で、瓜生さんが首に布のようなものを巻かれた状態で死んでいるのを発見し、110番通報した。

発見時、瓜生さんは上半身裸で、下半身は部屋着を着た状態で、和室の敷き布団の上でうつぶせで倒れていた。

目立った外傷はなかったが、別の布団の一部が足に掛かっており、遺体の状況から死後2日くらいが経過していると見られる。

また、布は首の後ろで縛られていた事から、背後から首を絞められた可能性がある事が判明した。

 

瓜生さんは1人暮らしで、自宅近くに貸駐車場などを所有する資産家だった。

駐車場を借りている人は、締め切りの月末に賃料を現金で瓜生さんに渡す人が多かった。

第一発見者の親族の女性が瓜生さんを最後に見かけたのは27日の午前中で、その時は自宅の敷地内で瓜生さんと立ち話をしたという。

 

近所に住む男性が事件当日、瓜生さん宅を訪ねたが、応答がなかったため親族の女性を呼びに行った。

瓜生さん宅の出入り口にはカギが付いておらず、在宅時は内側から突っかい棒をして外から開けられないようにしていたため、開け閉めが可能だった勝手口から入ったという。

室内は、タンスの引き出しが複数抜かれ、畳の上に重ねて置いてあった。

捜査本部は、犯人が瓜生さんを殺害後、勝手口から逃げたと見ており、家に賃貸収入で得た現金がある事を知っていた人物が犯行に及んだ可能性も視野に入れ捜査している。

 

事件発生から1年が経過した2010年8月30日、捜査本部は現場に残された靴跡と同じ型の靴底を公開した。

捜査本部によると、現場に残されていた靴跡は1種類で、瓜生さんが殺害された和室と、隣にある和室から十数個見つかっている。

足のサイズは約25cmで中国製、M字状の形が並び、かかと部分にはエアクッションが入っている。

この靴は、2002年頃から量販店などで1,500~2,000円で販売され、全国で約30万足が流通しており、複数のメーカーで50種類以上が生産されていた。

 

未だ犯人は逮捕されておらず、池上警察署は現場付近で、

・言い争う声を聞いた

・被害者宅に出入りしていた人を見た

・付近を走っている不審人物を見た

・付近に駐車していた不審車両を見た

などの情報提供を呼び掛けている。

<連絡先>

警視庁 池上警察署

「矢口三丁目住宅内老女殺人事件」特別捜査本部

電話:03-3755-0110(署代表)

 

「現場の地図」

大田区矢口3丁目老女殺人事件の現場地図
出典:池上警察署

 

 

【未解決事件】勇払郡厚真町銃弾死亡事件 ハンター誤射

【勇払郡厚真町銃弾死亡事件】

 

勇払郡厚真町銃弾死亡事件は、2011年(平成23年)に北海道勇払郡で発生した業務上過失致死事件である。

2011年2月4日午前9時30分頃、北海道勇払郡厚真町桜丘(ほっかいどう ゆうふつぐん あつまちょう さくらおか)の山林内で、林業作業中の新渡戸勝彦さん(当時45歳)が銃弾を受け死亡する事件が発生した。

新渡戸さんの同僚の男性が銃声を聞き、「危ない」と叫んだ直後、同僚の男性が約200m離れた町道上にオレンジ色の上着を着たハンター風の2人組の男らを発見したが、男らはすぐさま青色のRV車に乗り込み、現場から立ち去った。

そして、約30分後、同僚の男性が数十m離れた山の斜面で木材を引き上げるブルドーザーの上で倒れている新渡戸さんを発見し、119番通報した。

しかし、新渡戸さんは左脇腹から右胸にかけて、ライフルの銃弾が貫通しており、即死状態だった。

苫小牧署は、新渡戸さんの死因をライフル銃の銃弾に当たったものと断定し、ハンターの誤射による業務上過失致死事件と見て捜査を開始した。

 

事件当日、新渡戸さんを含めた林業会社の従業員数人は、間伐作業等のため午前7時頃から厚真町桜丘の山林内に入っていた。

事件現場は、新千歳空港から東に約16km、厚真町市街地から北に約8kmの場所で、厚真町内を通過する町道10号線(通称千歳鵡川線-厚真と安平町をつなぐ町道)や道道235号線(通称上幌内早来停車場線-厚真ダムに向かう道道)から延びる、行き止まりの町道(幌里本線)沿いで、町道に沿って知決辺川(ちけっぺがわ)が流れ、一般民家も点在している。

付近は狩猟が可能な区域であったが、人や車が行き来する公道上からの発砲は銃刀法により禁止されている。

同署は、新渡戸さんの体を貫通したライフル銃の弾頭の捜索に延べ2,000人を投入し、付近の土壌をスコップで掘り返し、ふるいに掛けるなどして捜索したが発見できず、弾頭の捜索は事件発生から9ヶ月後の同年11月に打ち切られた。

道内外の猟銃所持者約6,300人に聞き込みも行ったが、有力な情報は得られなかった。

同署は、現在も捜査を続けているが、未だ犯人逮捕には至っていない。

この事件の時効は、2021年2月4日(業務上過失致死罪の時効は10年)に迫っており、同署は、この事件に関する情報提供を呼び掛けている。

<連絡先>

札幌方面 苫小牧警察署

電話:0144-35-0110

北海道警察本部

電話:011-251-0110

 

「犯人の情報」

・目撃されているのは2人で、2人ともオレンジ色の上衣(ジャンパー・チョッキなど)を着用していた

・青色・水色系のRV車に乗っていた

 

「現場の地図」

勇払郡厚真町銃弾死亡事件の現場地図
出典:苫小牧警察署

 

 

【未解決事件】板橋区弥生町資産家殺人・放火事件

【板橋区弥生町資産家殺人・放火事件】

 

板橋区弥生町資産家殺人・放火事件は、2009年(平成21年)に東京都板橋区で発生した殺人・放火事件である。

2009年5月25日午前0時30分頃、東京都板橋区弥生町79番所在の瀬田英一さん(当時74歳)宅の屋敷から出火し、焼け跡から瀬田さんと妻の千枝子さん(当時69歳)の遺体が発見された。

屋敷内から燃え残った灯油のポリタンクが見つかった事から、出火の原因は放火と見られる。

また、2人は鈍器のようなもので頭を殴られ、腹や胸を数ヶ所刺されていたが、何らかの理由で抵抗できない状態にあったと見られ、防御創はほとんど見られなかった。

更に、発見時、瀬田さんが普段外出する時のネクタイやワイシャツ姿でなかった事から、室内で襲われた可能性があると見られる。

板橋警察署は、犯人が2人を殺害した後、放火したと見て、殺人・放火事件として捜査を開始した。

 

瀬田さん夫婦は、地元では有名な資産家で、自宅の敷地は約2,000平方メートルもあり、所有物件数も80件を超えていた。

瀬田さんは毎夜、街に出掛け、一晩で100万円を使う事もあったと言い、一見、羽振りが良い風を装っていた。

しかし、普段は近所付き合いはあまりなく、滅多に人を屋敷内に招き入れる事もなく、電話に出ない事もあったという。

また、瀬田さんは、屋敷の数ヶ所の出入り口に赤外線センサーを張り巡らせ、人が出入りすれば直ぐに屋敷内で分かるような仕組みにしていたほど、用心深い人だった。

更に、金も金融機関に預けず、高額の現金を自宅に置いており、所有する不動産に関係する重要な書類も自宅で保管していた。

瀬田さん夫婦の知人は、「お金を自宅に置いているという事は、あまり人には言わない方がいいのに。」と話していた。

この事を知っていた人物が犯行に及んだ可能性も考えられるが、自宅にあった数千万円の現金は手つかずのまま残されていた。

近所の住民によると、出火の約2時間前に瀬田さん宅から悲鳴が聞こえたという。

妻の千枝子さんは、板橋区内にあるパチンコ店に24日の閉店間際の午後11時前までいたと見られており、悲鳴が聞こえた時間帯は自宅には瀬田さんしかいなかった事になる。

この事から、瀬田さんが先に襲われ、その後、帰宅した千枝子さんが襲われた可能性が高いと見られる。

瀬田さんは、25日未明に飲食店に出掛ける予定だったという。

瀬田さんは、多くの不動産を所有していたため、土地売買などのトラブルが多かったようで、その中には暴力団関係者も含まれていた。

このようなトラブルを抱えていた事から、瀬田さんは普段から護身用のナイフや木刀を自分の身辺に置いていたようだ。

 

瀬田さん宅の敷地は約2,000平方メートルで、高さ約2mのコンクリート塀と約1.5~2mの金網フェンスで囲まれている。

4ヶ所ある出入り口のうち、正面側の2ヶ所の出入り口には、人の侵入を感知する赤外線センサーが設置され、残りの2ヶ所は施錠されていた。

捜査関係者によると、24日夜から25日未明にセンサーが反応した形跡はなかったが、裏門近くの金網フェンスの上から、足をかけた際に付着したと見られる泥が検出された。

フェンスには、よしず(すだれの一種)が立てかけられていたが、その一部が折れていた。

何者かが足を掛けた時に折れたと見られ、犯人はここから侵入した可能性が高いと見られている。

 

この事件の犯人は未だ逮捕されておらず、板橋警察署は現場付近で、

・不審な人・車両を見た

・物音や争う声を聞いた

・服に血のついた人を見た

などの情報提供を呼び掛けている。

<連絡先>

板橋警察署

電話:03-3964-0110(署代表)

 

「現場の地図」

板橋区弥生町資産家殺人放火事件の現場地図
出典:板橋警察署