【未解決事件】群馬一家3人殺害事件の犯人はどこに消えたのか?

【群馬一家3人殺害事件】

 

群馬一家3人殺害事件は、1998年(平成10年)に群馬県群馬町で発生した殺人事件である。

1998年1月14日、群馬県群馬町(現在の高崎市)で電気工事会社を経営していた男性の一家が殺害された。

殺害されたのは経営者の男性(当時48歳)とその妻(当時47歳)と、男性の母親(当時85歳)の3人だ。

この一家は、念願のマイホームを手に入れたばかりだった。

容疑者に浮上したのは、トラック運転手をしていた小暮洋史(当時28歳)という男だ。

 

「長女との出会いとストーカー行為」

小暮容疑者は当時、男性の長女(当時20歳)が働いていたドラッグストアに週2回荷物を搬入しており、長女と顔を合わすうちに一方的に好意を持つようになった。

長女は最初、小暮容疑者の事を無口だが真面目に働く人という風に思っていたが、その印象を一変させる出来事が起こった。

それは職場の先輩に誘われてボーリングに行った時の事だった。

偶然だったのか、そこに小暮容疑者もおり、職場で見る時とは違い饒舌だったという。

そして、長女が車の運転が趣味だと言うと、小暮容疑者も車の運転が趣味だと言ってきたという。

しかし、小暮容疑者は車の運転が趣味だと言う割には、いたって普通の乗用車に乗っていたので、長女は果たしてこの人は本当に車の運転が趣味なのだろうかと思ったという。

そして、この日は何事もなく終わった。

後日、小暮容疑者がドラッグストアに現れた時、小暮容疑者は新しくスポーツカーを購入したので、休日に会おうと長女を執拗に誘うようになってきた。

荷物を搬入しに来た日は必ず誘ってきて、長女にしつこくまとわりつくようになった。

この時点でストーカー行為は明らかだったが、当時はストーカー行為を取り締まる法律がなかった(ストーカー規制法:2000年11月24日施行)。

その後、小暮容疑者は長女が帰宅する後をつけ、長女の自宅の住所を特定した。

更に、特定した住所をもとに自宅の電話番号を調べ、自宅に電話を掛けてくるようになったが、仕事の関係者だった事もあり拒絶できず、長女は2人で会う約束をしてしまった。

小暮容疑者の長女に対する気持ちはどんどん大きくなり、歯止めが効かなくなっていった。

そして、小暮容疑者は毎晩電話を掛けてくるようになったが、両親に心配をかけたくなかった長女は小暮容疑者の事を両親に話さないでいた。

丁度その頃、長女は大好きだった男性と交際するようになり、両親にも紹介していたが、小暮容疑者からの誘いは止む事はなかった。

小暮容疑者からの誘いを断り続けていたある日、父親から小暮という男性が家を訪ねてきたと聞かされ、いよいよ怖くなってきた長女は務めているドラッグストアの店長に相談した。

相談を受けた店長は、職場の仲間の協力を得て、小暮容疑者が店に現れた時は長女を待避させ、小暮容疑者と顔を合わせなくても済むようにしてくれた。

これにより小暮容疑者は、長女の顔を見る事も話す事もできなくなった。

その後、毎日掛かってきていた電話も次第に掛かってこなくなり、長女はようやく平穏な日々を取り戻す事ができた。

その後、長女は交際していた男性と婚約し、幸せな毎日を送っていた。

そんなある日、普段着を着た小暮容疑者が店に現れた。

店長は長女が怖がっている事を小暮容疑者に伝えたが、小暮容疑者の長女に対する恋愛感情は終わっておらず、その後小暮容疑者のストーカー行為はエスカレートしていった。

この頃から長女の自宅に無言電話が掛かってくるようになり、それは深夜にまで及んだ。

更にある日、長女が職場から帰ろうとすると、長女の車のワイパーに小暮容疑者からの手紙が挟まれていた。

その手紙は、「また2人で会えないか」という内容だった。

凄まじい恐怖を感じた長女は、自宅まで彼氏に送ってもらい、直ぐに連絡が取れるように携帯電話も購入した。

そして1998年1月4日、小暮容疑者は務めていた会社の掲示板に「辞めます」と一言だけ書いて姿を消した。

「犯行当日」

1998年1月14日、この日は長女の母親の48回目の誕生日だった。

母親はいつものようにパートに行き、続いて長女と父親も仕事に行った。

長女は昼休みに彼氏に電話を掛け、母親の誕生日会に誘った。

そして、その日の夕方、長女の自宅の近くには小暮容疑者がおり、家に居るのは祖母だけだった。

小暮容疑者は長女の自宅に押し入り、祖母を殺害し、その後帰宅した母親と父親も殺害した。

その頃、長女はいつものように仕事をしていた。

長女は母親への誕生日プレゼントに花束を用意し、午後9時頃に帰宅した。

しかし、家からはいつものようにテレビの音が聞こえず、3人の姿も見えなかった。

とりあえず、2階の自分の部屋にと思ったその時、目の前に小暮容疑者が居た。

長女は興奮した小暮容疑者を落ち着かせるため、家に招き入れ話をした。

その後、落ち着きを取り戻した小暮容疑者は、自分の車に乗り去っていった。

そして、長女は直ぐに110番通報した。

 

「小暮容疑者の足取りなど」

群馬県警の捜査によると、1998年1月21日の深夜に群馬県太田市や埼玉県熊谷市周辺で小暮容疑者の愛車である黒色の日産シルビアが目撃されているが、その後の足取りは途絶えている。

小暮容疑者の銀行口座にも全く動きがなく、車も見つかっていない事から、車ごと自殺を図った可能性もあると見て群馬県内外の湖沼約20ヶ所を捜索したが、何も見つからなかった。

小暮容疑者は現在も逮捕されておらず、群馬県警はこの事件を捜査特別奨励金制度の対象(懸賞金上限額300万円)とし、情報提供を呼び掛けている。

<連絡先>

高崎警察署

電話:027-328-0110

フリーダイヤル:0120-547-590(ごよーなり こぐれ)

 

「小暮容疑者の情報」

・名前:小暮洋史(こぐれ ひろし)

・当時の年齢:28歳

・生年月日:1969年(昭和44年)7月31日生まれ

・身長:170cm

・体型:痩せ型

・顔:面長

・当時乗っていた車:平成8年式の黒色の日産シルビア

ナンバー「群馬33 も 86-70」

 

群馬一家3人殺害事件のチラシ
出典:群馬県警察
小暮洋史容疑者の写真とイメージ画像
出典:群馬県警察

 

 

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