14年前に茨城大学農学部の女子大生が殺害された事件がありましたが、その事件の被告人の裁判員裁判の初公判が17日の今日、水戸地裁で行われました。
被告人の名前は、ランパノ・ジェリコ・モリ(36歳)。フィリピン国籍の男です。
モリ被告は、起訴内容について「間違いありません」と答えたそうです。
判決は、25日だそうです。いったいどのような判決が下されるのでしょうか。
そして、共犯の男たちはどうなったのでしょうか。
【モリ被告について】
・モリ被告の顔写真

・名前:ランパノ・ジェリコ・モリ
・年齢:36歳
・国籍:フィリピン
・元職業:自動車関係の工員
・住所:岐阜県瑞穂市祖父江(そふえ)
・家族:妻、息子、娘、義母の7人
近所では子煩悩の父親で通っていて、評判は良かったみたいです。家族仲も良く、家の前でバーベキューをしたり、子供とビニールプールで遊んだりもしていたそうです。
人付き合いも良く、あいさつもきちんとしていたようです。そんな人間がどうしてこのような凶悪な事件を起こしたのでしょうか。。。
【事件の真相】
2004年1月31日、モリ被告は茨城県阿見町(あみまち)で同国籍の男2人と共謀し、当時21歳だった茨城大学農学部2年の原田実里(はらだみさと)さんを車に無理やり連れ込み、暴行に及んだ。
その後、原田さんの首を絞め、同県美浦村(みほむら)の清明川(せいめいがわ)付近で原田さんを刃物で刺すなどして殺害したとされる。
そして、原田さんは変わり果てた姿で発見されることとなってしまった。
その後、なかなか犯人の特定には至らなかった。そして事件から13年を迎えた2017年、原田さんの友人や県警の捜査員たちはチラシを配り、情報提供を呼び掛けた。
モリ被告は事件後、周囲の人間に自分が事件に関わっているような事を話していたという。そして情報提供を呼び掛けていた甲斐あって、そうした内容の情報が寄せられた。
そして付着物から検出されたDNA型がモリ被告のものと一致し、それが決め手となって、同年9月2日に逮捕された。
【共犯の男たちは?】
共犯とされているのは、当時19歳と21歳だった2人の男だ。
この2人の男たちは、事件から3年後の2007年に逮捕されることを恐れて、海外へ逃亡している。
この2人の容疑者に対しては、既に逮捕状を取っており、現在、国際手配中になっていると思われる。
【まとめ】
原田さんは、3人の男に襲われて本当に怖い思いをしたと思います。全く抵抗出来なかったのではないでしょうか。
自分より弱い1人の女性に対して、自分の欲求を満たすために3人で襲い掛かり、命をも奪ってしまった。
かなり悪質な犯罪ですよね。絶対に許されることではありません!
モリ被告には、自分の犯した罪の重さを心から反省し、身を以て罪を償ってもらいたいです。
共犯の2人の容疑者も早く逮捕されることを願っています。