インフルエンザハラスメントで完治前出勤!会社や上司の責任は?

2018年冬にインフルエンザにかかった人を対象に、完治前に出勤したかどうかの調査を行った結果、22.1%の人が完治前に出勤したと回答した。

また、3.3%の人はインフルエンザにかかっても休まず出勤していたようだ。

インフルエンザにかかった際に出勤したかどうかを調査したグラフ
出典:FNN PRIME

 

この背景にはインフルエンザハラスメントがあり、休みたくても休めない状況になっているようだ。

不景気が続く中、企業では人員や人件費削減が行われているため、1人でも欠けてしまうと周囲に迷惑がかかってしまうという空気があるようで、それがインフルエンザハラスメントと言われる状況になっているのかもしれない。

 


【インフルエンザハラスメントの具体的な内容】

 

・休ませてもらえなかった

・出社したら一日中嫌みを言われた

・インフルエンザに対する予防意識の低さを指摘され、更に悪口を言われた

・インフルエンザで休むとなった時に「もう少し早く言ってくれ」と言われた

・仮病と疑われた

・仕事に対する責任感がないと言われた

・予防接種しているのにインフルエンザにかかったら注射代が勿体ないと言われた

 

先日、大相撲でも十両の貴源治(22歳)が佐賀巡業で体調不良を訴え、病院でインフルエンザと診断を受けたが、春日野巡業部長の判断で相撲を取らされたという事があった。

このようなインフルエンザハラスメントを受けても、職場に言えず、我慢している人は大勢いるようだ。

 


【完治前に出勤するとどうなる?】

 

インフルエンザを発症すると、熱が出た後5日間、解熱した後2日間の計7日間休む必要があるため、1週間も休むとなると確かに職場に迷惑がかかってしまう。

しかし、インフルエンザの感染力は発症後1週間ほど持続すると言われているので、完治前に出勤してしまうと、職場にウイルスをまき散らす事になり、結果、感染が拡大する恐れがある。

最低でも解熱後2日間は休む必要がある。

もし、完治していない人がマスクを着用していない状態でくしゃみをすると、そこら中にウイルスが広がる事になる。

ウイルスは、温度・湿度が高い所の場合、2~3時間、最大で8時間は生きているようなので、周囲にいる人は感染する危険性が高まる。

 


【会社や上司の責任は?】

 

インフルエンザにかかっている人を無理に出勤させるなどの行為をした場合、会社は労働契約法や労働安全衛生法違反に問われる可能性があるようだ。

労働契約法は、会社には労働者が安全に働くための環境を整える安全配慮義務があると定める法律で、強制的に出勤させるとインフルエンザ患者の病状悪化や、他の労働者への感染を招く危険性がある。

労働契約法に違反しても罰則はないが、訴訟を起こされると違法性を問われ、損害賠償を請求される可能性はあるようだ。

また、会社だけでなく、職場の上司も「体調管理がなっていない」などと執拗に叱責するなどの行為をした場合は、パワハラとして社内処分の対象になる可能性もある。

無理に出勤させて職場にインフルエンザが蔓延するような事になれば逆効果になるので、インフルエンザにかかった時の対処法を、就業規則でルール決めしておく必要があるのではないだろうか。

 


【インフルエンザハラスメントに対する世間の反応は?】

 

・インフルエンザの患者を出勤させるのは労働安全衛生法に違反しますし、懲役刑もある犯罪です。

インフルエンザ・ハラスメントをしてくる人は、おそらく最近多い刑務所に入りたいという人かもしれません。

きちんとインフルエンザ・ハラスメントをやってきた人を刑務所に入れるための手続きをしてあげましょう。

 

・予防接種をしていても、防衛策をとっていても感染することはあります。

それぞれ仕事での立場もあり休むのが難しいこともあるかとは思いますが
自分は大丈夫でも、他人にうつす可能性があること、相手が重症化するかもしれないということもあるので、出勤停止期間は自宅待機をお願いしたいです。

 

・インフルエンザで休むことが自助努力なら出勤しても仕方ないと思う。
有給がない待遇の場合には収入に関わる人もいる。

きちんと休めるようにインフルエンザ休暇を設けてほしいですね。

 

・インフルエンザ、ノロウイルスでも絶対に休めない。
一人でも欠けると成り立たない職場。
まだまだ多い気がする。

 

・完治してないのに出勤。

こんなの許せない。

それこそ法制度の改革で処罰対象にしてもらいたい。

 

「インフルエンザにかかっても休めない」・「完治前に出勤」などに対しては、反対の意見が多かった。

「1人でも欠けると成り立たない職場がまだまだ多い気がする」というコメントがあったが、私の友人もインフルエンザにかかった時、代わりがいないという理由で仕事を休めず、周囲にうつしてしまったという事があった。

この友人は人手不足で残業も毎日7時間を超え、休みは日曜日しかない。

働き方改革はどうなっているのだろうか。

誰もインフルエンザにかかりたくてかかっている訳ではないのに、パワハラや人手不足などで休めない状況に追い込まれるのはどう考えてもおかしい。

インフルエンザにかかった場合は、休めるように法改正し、休める状況でも有休が無くて休めない人に対しては、国が補償するなどの対策をしてほしい。

 

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