小泉進次郎氏に環境大臣が務まるのか?環境問題の課題は?

9月11日に行われた内閣改造・自民党役員人事で、衆議院議員の小泉進次郎氏(38歳)が環境大臣に就任した。

小泉氏と言えば元総理大臣の小泉純一郎氏を父に持ち、兄は俳優でタレントの小泉孝太郎氏という、まさに政界のサラブレッドとも言える存在だろう。

先月には、フリーアナウンサーの滝川クリステルさんとの結婚を発表したばかりだ。

小泉氏はこれまで当選回数4回で、復興大臣政務官や自民党の厚生労働部会長などを務めており、入閣は今回が初である。

今回の内閣改造では、安倍政権発足以来最多の13人が初入閣しており、安倍首相は「安定と挑戦の強力な布陣を整えたい」と話していたが、文部科学相には自民党の萩生田幹事長代行、法相には河井総裁外交特別補佐、そして1億総活躍担当相には衛藤晟一首相補佐官が就任するなど、安倍首相に近い議員ばかりの起用が目立っている。

小泉氏を入閣させたのも、内閣のイメージアップを図る狙いがあるようだ。

 

確かに小泉氏は知名度も人気も高く、街頭演説すれば首相の何倍もの集客力があるようなので、入閣させればイメージアップは図れるかもしれないが、実力の方はどうなのだろうか?

これまで党で農業や社会保障などの改革に取り組んではきたが、大きな成果は上げておらず、超党派の国会改革は「平成のうちに」を合言葉に国会運営の効率化も目指したものの、令和の時代に多くの課題を残している。

また、7月の参院選では「小泉氏より首相や菅氏の演説の方が聴衆を集める」との声もあがっており、本人はこれまで入閣に慎重との見方もあった。

更に、二階俊博氏にも8月27日の記者会見で、「将来性を持って活躍しているが、特別の考えはない。若いだけではいけない。」と指摘されている。

最近では、来年の妻の出産に合わせて育児休暇を取得するか検討すると表明したが、自民党内からは反対意見が相次いでいるような状況だ。

人気はあっても実力が伴わなければ、国民から非難を受ける事は必至だろう。

世間の人は小泉氏の入閣をどのように見ているのだろうか?

 


【小泉氏の入閣を世間はどう見ている?】

 

・小泉進次郎議員が環境大臣として、今後何をしていくのか…。

 

やっぱりそれが一番大事ですよね。

 

・環境問題は、なかなか一筋縄ではいかない。

 

新大臣の力量が問われる。

 

・進次郎は少子化担当大臣が良かったんじゃないの?育休も取りやすいでしょう。

 

・大臣になった以上たとえ辞任して育休をとったとしても私は国政のリーダーとしては認められなくなります。

 

・マスゴミから持ち上げられてここまで来たけど、現実が待ってるよ。

 

これから、様々な記事が出て来るんでしょうね。

 

今回は固辞すべきだったね。

 

・初仕事が育休の発表とかは辞めて欲しい…

 

・サプライズという演出は予定通りで、出来レース的な感じもする、お父様が陰ながら作用している気がする。

 

・世も末だ。

 

この程度の見識の奴を閣僚に据えて国益を守れるわけない。

 

 

小泉氏の入閣に対しては、なかなか厳しい意見が多いようだ。

確かに、環境大臣になって直ぐ育児休暇を取得したのでは話にならないと思うし、そもそも環境大臣が育児休暇を取得したら誰が環境問題に取り組むんだという話にもなる。

では、小泉環境大臣は今後、どのような環境問題に取り組まなければならないのだろうか?

 


【環境問題の課題】

 

1:アスベスト

アスベスト(石綿)は天然の鉱物繊維で、蛇紋石族と角閃石族に大別され、クリソタイル(白石綿)、クロシドライト(青石綿)、アモサイト(茶石綿)、アンソフィライト石綿、トレモライト石綿、アクチノライト石綿の6種類がある。

日本で主に使用されているのは、クリソタイル(白石綿)、アモサイト(茶石綿)、クロシドライト(青石綿)の3種類だ。

アスベストは極めて細い繊維で、熱や摩擦、酸やアルカリにも強く、丈夫で変化しにくいという特性から、建材(吹き付け材、保温・断熱材、スレート材など)、摩擦材(自動車のブレーキライニングやブレーキパッドなど)、シール断熱材(石綿紡織品、ガスケットなど)といった、様々な工業製品に使用されてきた。

しかし、アスベストを吸い込むと塵肺、肺線維症、肺癌、悪性中皮腫などを引き起こす危険性がある事が分かり、現在は原則として製造・使用等が禁止されているが、アスベストを使用した建設物は現在も多く存在しており、解体時にアスベストが飛散することも問題視されている。

 

2:ダイオキシン

ダイオキシンはゴミなどを焼却する過程で生成されてしまう物質で、製鋼用電気炉、たばこの煙、自動車の排出ガス、森林火災、火山活動によっても発生する。

雨などに混じり落ちてきて、土壌や水を汚染し、プランクトンや魚介類にも食物連鎖を通して取り込まれ蓄積されると言われている。

人間が日常生活でダイオキシンを摂取しても急性中毒は生じないが、発がん性が認められている。

現在の日本の環境汚染レベルでは危険性はないとされているが、多量のダイオキシンを用いた動物実験では口蓋裂(こうがいれつ)などの奇形を起こしたり、生殖機能や甲状腺機能、免疫機能に影響がある事が確認されている。

 

3:四大公害病

四大公害病とは、「水俣病」・「第二(新潟)水俣病」・「四日市ぜんそく」・「イタイイタイ病」の事を指す。

この四大公害病を受け、1967年8月3日に公害対策基本法(現在は環境基本法に統合)が公布・施行され、大気汚染・水質汚濁・土壌汚染・騒音・振動・地盤沈下・悪臭の7つが公害とされている。

四大公害病は主に工場排水が原因だが、これに気付くのが遅れた事で被害が拡大している。

発展が続く日本では、また公害病が広まる可能性もある。

 

4:都市化の問題

ビルがたくさん建てられたり、道路がアスファルトに舗装されるなどの都市化により、環境に変化が生じる問題を「都市化の問題」と言う。

ビル風やヒートアイランド現象もその一例だ。

 

・ビル風

ビル風とは、高層ビルにより建物周辺で発生する風の事を言う。

ビル風は場合によっては威力が強く、歩行者や周辺の建物に危害が加わる事がある。

 

・ヒートアイランド現象

都心部だけ気温が高くなる現象の事をヒートアイランド現象と言い、ヒートアイランドを直訳すると「熱の島」という意味になる。

ヒートアイランド現象の主な原因は、アスファルトやコンクリートの影響、そしてビル風による風の通り方の変化にある。

下のグラフは1913年から2013年までの東京の気温の平均を表したものだが、100年間で東京の気温は3.7℃も上昇しているのだ。

100年間の東京の気温上昇を表したグラフ
出典:気象庁ホームページ

 

このように、日本には「アスベスト」・「ダイオキシン」・「四大公害病」・「都市化の問題」など、様々な環境問題が起こっている。

ダイオキシンの排出量に至っては日本は世界でダントツに多い。

小泉環境大臣は今後、これらの問題の解決に取り組む事になるが、そう簡単な話ではない。

果たして小泉氏は、人気に実力を伴わせる事ができるのだろうか。

 


【小泉氏の11日のコメント】

 

小泉氏は9月11日、記者に対し、次のようなコメントをしている。

まず、あす福島に行きます。

 

環境大臣の仕事、原子力防災担当大臣の仕事は、私が今まで取り組んできた復興、特に福島の中間貯蔵、そして除染、こういったことの加速化は東日本大震災の復興に欠かせません。

 

まずはすぐに福島へ行って、関係の方々にご挨拶をしたいと思います。

 

今まで環境省というと環境問題というイメージが強かったと思いますが、環境省の仕事は社会変革の仕事で、持続可能性が問われている問題について主導的に担っていくんだと。

 

今までやってきた先進的な取り組みは世界に売れます。

 

日本の強み、日本にしかできないこと。しっかり、働きたいと思います。

 

また、記者から育児について質問されると、

まず、あれはずいぶん切り取り報道がありましたね。

 

文字起こしを読んでいただければわかると思いますが、子どもが生まれてからのことを考える前に、妻はこのまま行けば42歳での高齢出産。

 

生まれてから、の前に、とにかく健康に、元気で出産を迎えることができるように全力で支える、そのことで頭がいっぱいです、と言いました。

 

その上で、「育休を考えてますか、検討してますか」と言われたので、検討していますと答えた。

 

それがこんなに騒ぎになること自体、日本って固いね。古いね。

 

ニュージーランドでは、登壇してスピーチしている議員が連れて来られたお子さんを議長がだっこして、そしてミルクあげてましたよね。

 

こういう報道になること自体が無くなる未来を作っていきたい。

 

大事なことは3つ。

 

公務最優先、危機管理万全、妻の不安払拭。

 

この3つのために何がいいのか、多くのみなさんのご理解を得られる形がなんなのか、引き続き考えていきたい。

 

国会に出ないとか、そんなことはありませんし、この固い社会がよくなるように前向きに、一つの力になれば。

と話していた。

 

大した実績も残せていないのに、言う事だけは一人前という印象を受けたのは私だけだろうか。

だが、環境大臣になった今、言う事だけは一人前では済まされない。

父親の地盤を引き継いだだけの、ただのお坊ちゃまで終わらない事を祈る。

 

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