【ローソン加賀桑原町店強盗殺人事件】
ローソン加賀桑原町店強盗殺人事件は、2010年(平成22年)に石川県加賀市で発生した強盗殺人事件である。
2010年11月3日午前3時頃、石川県加賀市桑原町にある「ローソン加賀桑原町店」に刃物を持った男が押し入り、店長の山崎外茂治さん(当時68歳)が殺害された。
犯人の男は「マネー、マネー」と声を張り上げて、山崎さんを後ろから羽交い絞めにし、レジカウンターの中に押し込み、揉み合いになった際に山崎さんの胸を持っていた刃物で刺して殺害し、盗んだトラックで逃走した。
犯人は金を要求する際、「マネー、マネー」と英語で言っているが、発音に流暢さがなく、カタカナ英語のような不自然な点がある事から、大聖寺署は犯人が外国人を装った可能性もあると見ている。
また、犯人は上着を2重に着込んでフードを被るなどして厳重に顔を隠している事から、身元をごまかすためにわざと英語を使った可能性もあると見ている。
犯人は現在も逮捕されておらず、大聖寺署はこの事件のチラシを作成し、情報提供を呼び掛けている。
<連絡先>
大聖寺警察署
0761-72-0110(代表)
「大聖寺署が作成したチラシ」

「犯人の特徴」
・身長:165~175cmくらい
・服装など:緑色のフード付きの上着に紺色のカッパを重ね着していた、女性用のカツラを被っていた(フェザー社製で品名はレオンカ)、「GOLD WAVE」と記載のある長靴を着用、手袋とマスクのようなものを着用
・凶器:洋包丁(犯行現場に遺留)
・犯行に使用したトラック:小松市月津町の工事現場から盗んだ

「現場の地図」

現在はローソンは無くなっている。
当時はローソンの東側に喫茶店の空き店舗、西側に砂利道があり、砂利道を挟んでパチンコ店の空き店舗、南側に国道8号線、北側に一般住宅があった。