【川崎信金強盗殺人事件】
川崎信金強盗殺人事件は、1999年(平成11年)に神奈川県川崎市で発生した強盗殺人事件である。
1999年9月16日午後3時頃、神奈川県川崎市幸区遠藤町にある川崎信用金庫遠藤町支店に、猟銃を持った男が押し入り、ATMコーナーを襲撃した。
そして、犯人と揉み合いになった同支店副長の小谷部清彦さん(当時53歳)が猟銃で撃たれ、出血性ショックで死亡した。
同信金では強盗対策のマニュアルを用意していたが、小谷部さんはマニュアル通りの行動を取らず犯人に抵抗したため、結果的に射殺される事態となってしまった。
信金の総務部長によると、小谷部さんは責任感の強い人だったという。
犯人は猟銃を計3発発射し、その後車で逃走した。
その後の捜査で、使用された猟銃は自動式の散弾銃と判明した。
現場付近の通りは、小学校の通学路になっており、犯行時間と下校時間が重なっていたため、1歩間違えれば児童にも被害が及びかねなかっただけに、周辺住民は一時騒然とし緊張が高まった。
犯人は未だ逮捕されておらず、神奈川県幸警察署は情報提供を呼び掛けている。
<連絡先>
神奈川県幸警察署
電話 044-548-0110(代表)
直通電話 044-556-0818(代表)
「犯人の情報」
・年齢:40~60歳くらい
・身長:155~165cmくらい
・髪型:パンチパーマが伸びた感じ
・当時の服装など:薄水色の長袖シャツ、グレーのズボン、白色のサファリハット、サングラス、白色のタオルを首に巻いていた、黒短靴、軍手様の手袋、右肩に黒色様のショルダーバッグ、腰部にはモスグリーン色様のウエストポーチを携行
・凶器:猟銃(銃全体を布袋状のもので覆っていた)
・防犯カメラに映った犯人の映像
