【未解決事件】辻出紀子さん失踪事件 北朝鮮拉致の可能性が高い?

【辻出紀子さん失踪事件】

 

辻出紀子さん失踪事件は、1998年(平成10年)に三重県伊勢市で発生した失踪事件である。

1998年11月24日深夜、三重県伊勢市で記者をしていた辻出紀子(つじで のりこ)さん(当時24歳)が、午後11時頃勤務先の伊勢文化舎を退社後に行方不明になった。

翌日、辻出さんが所有していた乗用車が伊勢市内にある駐車場でカギが掛かった状態で見つかり、車内に荒らされたような形跡は無かったが、バッグや携帯電話などが無くなっていた。

辻出さんは実家で両親と祖父と一緒に暮らしており、いつも帰りが遅く、会社に泊まる事も珍しくなかったため、両親はそれほど心配していなかった。

しかし、25日の午後、「ラインを超えて斜めに停めている日産・マーチがある。この車はお宅の娘さんの物ではないか。移動して頂きたい。」という連絡が警察からあり、両親は辻出さんが会社に出社していない事に驚き、辻出さんの携帯電話に電話を掛けたが、応答はなかった。

 

その後の三重県警の捜査で、辻出さんが勤務先を退社後、取材先の男性と会っていた事が分かったが、その後の消息については分かっていない。

そして、取材先の男性が捜査線上に浮上し、男性は辻出さんが失踪した事には無関係と主張したが、その後、自身の交際相手に対する監禁容疑で逮捕される事となった。

いわゆる別件逮捕というやつだ。

その後、裁判が行われたが、結局津地方裁判所はこの男性の辻出さん失踪に関する証言には曖昧な点が多過ぎる事を理由に無罪判決を下し、男性は逆に三重県と国を相手取り、慰謝料3,000万円を要求する訴えを起こした。

また、マスコミや週刊誌などに対しても、「同様の訴訟をするぞ」などと恫喝していたようだ。

しかし、その後、男性は訴えを取り下げるなどの不可解な行動をしている。

 

男性は拘留中、辻出さんの両親と面会し、両親に対し「無罪になったら話をします。」と話していたが、いざ無罪になると態度を変え、面会を断ってきた。

そして、男性の義兄からは「私たちはマスコミの報道に我慢出来ない。あなた達がそんな態度を取る以上、何を話しても仕方が無い。Aも当面何も話す気は無いと言っていた。どうしてAに拘るのか私には分からない。文化舎の社長の方こそ怪しいのではないか?今後もしAが話す気になったとしても、その場合は弁護士を通じてあなた方に連絡する。その際、条件をつけさせて頂きたい。外部に漏らさないようにするとか、Aの答えを論うような事をしないようにして欲しいと言ったことだ。」という連絡があったそうだ。

しかし、20年以上経った今でも男性や男性の義兄からの連絡は一切ないそうだ。

 

辻出さんは現在も見つかっておらず、三重県警や両親はこの事件のチラシを配るなどして情報提供を呼び掛けている。

<連絡先>

伊勢警察署

電話:0596-20-0110

 

「辻出さんの不自然な行動と車の不自然な点」

・辻出さんは24日に勤務先を退社する際、師走も近い寒い時期にダウンジャケットを自分の座席に置いたまま退社している。

・辻出さんはタバコを吸わないのに車内からタバコの吸い殻が見つかった。

・車の座席が辻出さんの座高に合わない高さに下がっていた。

・辻出さんにはカーステレオをONにしたまま車を停める癖があったが、カーステレオはOFFになっていた。

 

「不審な電話」

辻出さんが失踪して3日後の27日、自宅の固定電話に1本の不審な電話が掛かってきた。

電話の相手はクロネコヤマトを名乗り、「クロネコヤマトの宅急便です。〇〇(辻出さんの妹の名前)様のお荷物をお預かりしております。ご本人様に直接お渡ししたいのですが、ご住所がわかりません。妹さんのご住所を教えてください。」と話した。

不審に思った母親が、「今ちょっと取り込んでいるので、折り返しお電話したいので、ご連絡先をお教えください。」と言うと、相手は「さようですか。クロネコヤマトの総務部の山口と申します。電話番号は、〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇〇です。ではご連絡、お待ちしています。」と自分の名前を名乗り、携帯電話の番号を教えてきた。

配達のプロが配達先の名前が分かっているのに、住所が分からないとはどういう事なのだろうか。

また、教えられた携帯電話の番号もおかしい。

携帯電話の番号は普通、11桁なのに教えられた番号は12桁だ。

その後、辻出さんの両親はこの事を警察に通報したそうだが、進捗状況の報告などは無かったそうだ。

 

「辻出さんは北朝鮮に拉致された可能性がある」

2014年春頃、北朝鮮事情に詳しい中朝関係筋から政府関係者に、「辻出紀子さんという方が北朝鮮に居るのではないか」という情報が寄せられた。

この際、政府関係者は辻出さんの「つ」の字も発しなかったのに、相手から辻出さんのフルネームを言ってきたという。

また、2006年夏には脱北者から「北朝鮮で似たような人を見た」という情報が寄せられ、NGOが調査したが、別人だった。

しかし、2つのルートから拉致情報が寄せられた事で、三重県警などは拉致の可能性も含め、再捜査を行うようだ。

政府関係者は、「第三国の人間が拉致被害者や特定失踪者にもなっていない人物の名前を知っているのは不自然だ」としている。

 

「辻出さんの情報」

行方不明になった辻出紀子さんの写真
出典:三重県警察

 

 

 

 

 

 

 

 

・名前:辻出紀子(つじで のりこ)さん

・生年月日:昭和49年11月3日

・当時の年齢:24歳

・身長:161cm

・当時の体重:46kg

・当時の髪型:黒色のセミロング

・体の特徴:左薬指のつけ根に1cm大の火傷痕がある

・当時の服装など:ベージュ色のトックリ首セーター、黒色の綿スリムズボン、オレンジ色のニューバランスのスニーカー(サイズ24cm)、濃い緑色のビニール製のショルダーバッグ(縦40cm×横50cm)を持っていた

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です