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【倉敷市児島老夫婦殺人事件】
倉敷市児島老夫婦殺人事件は、1995年(平成7年)に岡山県倉敷市で発生した殺人・放火事件である。
1995年4月28日未明、岡山県倉敷市の児島上にある町の民家が全焼した。
そして、全焼した民家の1階から角南春彦さん(当時70歳)と妻・翠さん(当時66歳)夫婦の遺体が発見された。
発見時、夫の腹部には包丁が刺さったままの状態になっており、妻も胸などに数ヶ所の刺し傷があり、2人とも頭部が無い状態になっていた。
解剖の結果、死亡推定時刻は前日の夕方から夜にかけてと見られている。
捜査本部は夫婦が山林を所有していた事や残忍な手口から、怨恨による犯行と見て捜査していたが、自宅が全焼した事で物証が乏しく、現在まで有力な手掛かりを得られていない。
また、夫婦の頭部も未だ発見されていない。
この事件は、2010年4月28日午前0時に時効が成立してしまうハズだったが、2010年4月27日の刑事訴訟法と刑法の改正案成立により、時効成立を免れた最も古い殺人事件である。
捜査本部は現在も捜査を続けているが、犯人の特定には至っておらず、情報提供を呼び掛けている。
【井原市高屋町逮捕監禁・強盗致傷事件】
井原市高屋町逮捕監禁・強盗致傷事件は、2006年(平成18年)に岡山県井原市で発生した逮捕監禁・強盗致傷事件である。
2006年1月18日午前8時10分頃、岡山県井原市高屋町にある子供用の室内遊戯施設「わくわくドラゴンハウス」で働いていた女性が車で出勤してきたところ、そこにいた男にいきなり殴られ、荷造りに使用する紐で縛り上げられた後、車で連れ回され、現金などを奪われた。
幸いにも女性は広島県内で保護され大事には至らなかったが、犯人は現在も逮捕されておらず、捜査本部は情報提供を呼び掛けている。
「犯人の特徴や映像」
・年齢:30~40歳くらい
・身長:170cmくらい
・体型など:小太りで丸顔
・声:高い声
・当時の服装など:黒縁眼鏡、ニット帽、灰色のフード付き上衣、灰色のズボン、白い運動靴
(防犯カメラに映った犯人の映像)
【津山市主婦行方不明事件】
津山市主婦行方不明事件は、2002年(平成14年)に岡山県津山市で発生した行方不明事件である。
2002年6月3日昼頃、岡山県津山市に住んでいた主婦の高橋妙子さん(当時54歳)が、自宅の留守番電話に「連れ回されている」というメッセージを残して行方が分からなくなった。
高橋さんの夫名義の銀行口座からは現金約700万円が引き出されており、現金を引き出したと思われる2人の男女はその後自殺した。
事件後、高橋さんが男に紺色の軽乗用車に乗せられ、津山市周辺や新見市辺りを走っていた事が確認されているが、高橋さんの行方は現在も分かっていない。
津山警察署は現在も情報提供を呼び掛けている。
<連絡先>
津山警察署
電話:0868-25-0110
警察本部捜査第一課
電話:086-234-0110
「高橋さんの当時の特徴と顔写真」
・年齢:54歳
・身長:155cm
・体型:細身
・服装など:ピンクのブラウス、白またはベージュのツッカケまたはサンダル
(当時の顔写真)

【井原市コンビニ強盗事件】
井原市コンビニ強盗事件は、2009年(平成21年)に岡山県井原市で発生したコンビニ強盗事件である。
2009年5月28日午前0時35分頃、岡山県井原市高屋町にあるセブンイレブンに、ナイフのような物を持った男が押し入り、2人の女性店員に「金を出せ」と脅し、現金約6万8,000円を奪い東の方向に逃走した。
事件発生時、店には客はおらず、女性店員2人にもケガなどは無かった。
犯人は現在も逮捕されておらず、井原警察署は情報提供を呼び掛けている。
「犯人の特徴と映像」
・年齢:20歳前後
・身長:165cmくらい
・当時の服装など:黒いトレーナー様、青色のハーフパンツ、白いスニーカー、黒っぽい帽子、タオルで覆面していた
(防犯カメラに映った犯人の映像)
【岡山地底湖行方不明事件】
岡山地底湖行方不明事件は、2008年(平成20年)に岡山県新見市で発生した行方不明事件である。
2008年1月5日、岡山県新見市にある日咩坂鐘乳穴(ひめさかかなちあな)という鍾乳洞で、高知大学3年生の名倉祐樹さん(当時21歳)が、洞窟内の地底湖を遊泳中に行方不明になった。
名倉さんは中国・四国地方の大学探検サークルのコミュニティーで企画された合宿に、高知大学学術探検部員の3人と一緒に参加していた。
この合宿には他大学の学生や社会人を合わせた13人が参加しており、日咩坂鐘乳穴には名倉さんを含めた5人が入った。
日咩坂鐘乳穴に入るためには、市教育委員会に入洞届を提出する必要があったが、入洞届は提出されていなかった。
洞窟内は人1人がやっと通れるような狭さで、途中には首まで水に浸かるような場所もあったが、5人は3時間かけて入口から1.6kmほど奥にある地底湖に到着した。
直径約25m、水深は約30mもある地底湖だったが、名倉さんは命綱もつけずに調査のため地底湖に1人で入った。
声を掛けながら岸壁などの調査をしていたが、名倉さんの声が突如途絶え、行方不明となった。
残された4人は洞窟を出て救助を要請し、県警機動隊や岡山大学ケイビングクラブなどがゴムボートを出すなどして数日間捜索にあたったが、名倉さんを発見できないまま捜索は打ち切りとなった。
名倉さんが行方不明になる際、誰も溺れるところや助けを呼ぶ声を聞いておらず、事件の真相は分かっていない。
事件後、名倉さんのmixiの内容が勝手に改竄され、大学や部は事件についての会見をせず、報告書も公開しなかった。
これにより、ネットでは様々な憶測が飛び交う事となった。
この事件以前は神社の御神体である鍾乳洞も見てもらおうと、拝殿から鍾乳洞へ入洞できていた。
しかし、この事件がきっかけとなり、鍾乳洞への入洞が禁止になってしまい、地元住民の怒りは収まっていない。