結愛ちゃんが書いたノートに何度も「ゆるして」の文字が

2018年3月に東京目黒区のアパートで当時5歳だった船戸結愛(ふなとゆあ)ちゃんが、両親から虐待され死亡した痛ましい事件の裁判が本日4日に行われ、自宅から見つかった結愛ちゃんの手書きのノートやメモがモニターに映し出され読み上げられた。

結愛ちゃんはノートに自分が起きた時間や体重、「へやのかたづけをいっしょうけんめいする」などの自分がやる事を日々記していた。

亡くなる1ヶ月前に書かれたメモには「きのうパパにおこられたこと パパにべんきょうをおしえてもらったのにおれいをいわなかった とけいができるはずなのにごまかそうとしたからベランダでたたされた」と記されていた。

更に、「もうおねがい ゆるして ゆるしてください おねがいします」と書かれたメモが読み上げられると、母親の優里被告はうつむいたまま涙を流していた。

 

母親はなぜ結愛ちゃんを助けてあげられなかったのだろうか。

ここでは、この事件の概要と、なぜ母親は結愛ちゃんを助けてあげられなかったのか、そして結愛ちゃんの書いたノートの内容、世間の反応を紹介したいと思う。

 


【事件の概要】

 

2018年3月2日、東京目黒区のアパートで両親からの度重なる虐待を受け、当時5歳だった船戸結愛ちゃんが亡くなった。

そして、警視庁は3月3日に結愛ちゃんを殴り負傷させた傷害容疑で父親の船戸雄大(ふなとゆうだい)容疑者を逮捕し、6月6日に保護責任者遺棄致死の容疑で両親を逮捕した。

両親は同年1月頃から結愛ちゃんに十分な食事を与えず、医師の診察も受けささず、その結果結愛ちゃんを死亡させた。

母親の船戸優里(ふなとゆり)容疑者は逮捕後に、父親から度重なる虐待を受ける結愛ちゃんに適切な措置をとらなかった理由について「自分の立場が危うくなると思った」と述べた。

東京地検は6月27日に保護責任者遺棄致死罪で両親を起訴し、7月11日に3月3日の家宅捜索で父親のバッグから乾燥大麻が発見された件で大麻取締法違反容疑で追送検した。

 

結愛ちゃんは母親の優里容疑者と元夫との間に生まれ、船戸雄大容疑者と血縁関係はない。

2人は2016年に再婚し、以前は香川県善通寺市に住んでいた。

 

「東京に転居する前の出来事」

・2016年8月、香川県西部子ども相談センターが周辺に住む住民から通報を受けた事で、初めて結愛ちゃんに対する虐待の疑いが発覚する。

 

・2016年9月、両親の間に長男が誕生し4人家族となる。

 

・2016年12月25日、結愛ちゃんが裸足にパジャマ姿で外に放置されていたのを近所の住民が発見し、児童相談所が結愛ちゃんを一時保護した。

この時、結愛ちゃんは医師の診察を受け、日常的な虐待が確認された。

 

・2017年2月、親子面談を行い一時保護は解除されたが、3月に再び結愛ちゃんが外に放置された事で2度目の一時保護を受けた。

この時、結愛ちゃんは膝や腹部、唇など至る所に傷やアザができていたが、両親は結愛ちゃんに対する虐待を否定した。

また、この時、結愛ちゃんは児童相談所の心理士に「パパ、ママいらん」・「おもちゃもあるし、家に帰りたい」という葛藤も明かしていた。

 

・2017年7月31日、両親への指導措置付きという条件で一時保護を解除した。

 

・2017年12月、父親が仕事の都合で単身東京に引っ越した。

この頃は結愛ちゃんに対する虐待が見られなかったため、児童相談所は翌2018年1月4日に両親に対する指導措置を解除した。

 

「東京に転居してからの出来事」

・2018年1月中旬頃、結愛ちゃん達も東京に転居した。

しかし、母親は転居先の住所を児童相談所に明かさなかった。

その後、香川県の児童相談所が一家の転居先を調べ、1月23日に転居先が判明し、管轄の品川児童相談所に連絡し、品川児童相談所はこの案件の移管を受理した。

この頃から結愛ちゃんに対する虐待がエスカレートし、父親は結愛ちゃんに対して執拗にダイエットするよう指示していた。

結愛ちゃんは1日1食などの過度な食事制限を強いられ、体重が激減した。

 

・2018年2月、品川児童相談所の職員が家庭訪問を試みたが、結愛ちゃんとの面会を拒否された。

 

・2018年2月末頃、父親は風呂場で結愛ちゃんにシャワーを浴びせたり暴行を加えるなどして負傷させた。

 

・2018年3月2日午後6時頃、父親の119番通報を受け結愛ちゃんが病院に救急搬送されたが、その後死亡が確認された。

司法解剖の結果、結愛ちゃんの足には重度の凍傷が認められた。

結愛ちゃんは死亡前、臓器が正常な5歳児に比べ5分の1も小さく委縮しており、2月末に父親に暴力を受けた後から、ほぼ寝たきり状態で嘔吐を繰り返していた。

死亡時の結愛ちゃんの身長は108cmで、体重は12.2kgまで落ちていた(5歳児の平均体重は約19kg)。

近所の住民は結愛ちゃんが住んでいた事すら知らなかったという。

また、搬送される際の結愛ちゃんを見た住民は、「顔色が完全に土色みたいになっていて、あからさまに細過ぎだろう」と一目で異常さに気付いたという。

 


【母親はなぜ結愛ちゃんを助けられなかったのか】

 

優里被告は9月3日に行われた裁判で、結愛ちゃんの衰弱を放置し死亡させたとする起訴内容を大筋で認めた上で、「夫が娘を殴った事は知らなかった。夫の報復が怖くて警察に通報できなかった」と述べている。

優里被告は雄大被告から子育ての仕方を否定され、連日2~3時間の説教を受けていた。

結愛ちゃんも雄大被告から「愛想がない」と叱られ、次第に暴力を振るわれるようになり、優里被告が結愛ちゃんをかばうと、雄大被告は「かばう意味が分からない」と怒り、いつの間にか優里被告は「怒ってくれてありがとう」と感じるようになったそうだ。

弁護側は、「夫による強固な心理的支配があった。心理的ドメスティックバイオレンスで反抗できなくなった。まるで洗脳されていたようだ。」と弁明している。

 

これを見ると、夫に心理的に支配され、怖くて反抗できなかったから見て見ぬふりをするしかなかったように取れるが、警察や児童相談所に駆け込むとか、やり方は色々あったのではないかと思う。

一緒に住んでいるのに、夫が結愛ちゃんを殴った事は知らなかったというのも信用できないし、結愛ちゃんをかばっていた時に警察に行くべきだったと思う。

そうすれば、結愛ちゃんを助ける事ができたのではないだろうか。

 


【結愛ちゃんが書いたノートの全文】

 

船戸結愛ちゃんの写真
引用:Nippon News Network(NNN)

 

ママとパパにいわれなくってもしっかりとじぶんからもっともっときょうよりかあしたはできるようにするから

 

もうおねがい ゆるして ゆるしてください おねがいします

 

ほんとうにおなじことはしません ゆるして

 

きのうぜんぜんできてなかったこと これまでまいにちやってきたことをなおす

 

これまでどんだけあほみたいにあそんだか あそぶってあほみたいだから やめるから

 

もうぜったいぜったいやらないからね ぜったいやくそくします

 

あしたのあさは きょうみたいにやるんじゃなくて

 

もうあしたはぜったいやるんだぞとおもって いっしょうけんめいやって
パパとママにみせるぞというきもちでやるぞ

 


【世間の反応は?】

 

5歳の女の子が飢えと痛みに耐えながら亡くなったと思うと不憫でならない。

 

母親が保護責任者遺棄致死罪になるのは分かるが、夫は殺人罪で起訴されるべきだと思うし、絶対に生かす形で許してはいけない!

 

きっと涙を流したのは子を思う母の涙では無く、自分の置かれている状況やこれからの自分を想像してでしょう。

 

亡くなられたお子さんに許してもらえると思うなよ。

 

ネットに名前が出たことで世間もお前を許さない。

 

目一杯苦しんで下さい。

 

「もうおねがい ゆるして ゆるしてください おねがいします」

 

5歳の子供が書いた文章とは思えません。

 

これを読んで救いの手を差し伸べなかった両親。

 

法的な刑期が終わっても、世の人々は、絶対にあなた方を許さないでしょう。

 

わずか5歳の子供にこんな文書を書かせた挙句死に追いやった大人たちを決して許せません

 

他人事ながら本当に口惜しい…

 

子供は物じゃ無い。

 

ここまで書かせて、教育とか絶対ありえ無い。

 

こんな人間に限り、また子供作り虐待するんだよなぁ。

 

軽い罪なんてありえない。

 

許せないね。

 

やはり世間の反応はかなり厳しいものになっている。

教育というのは言い訳にしか取れないし、5歳の女の子にご飯も食べささず、平気で暴力を振るったり、12月の寒い時期に裸足で外に放置したり、寝たきり状態になっているのに病院にも連れて行かず放置している神経が有り得ない。

自分より弱い子供や女性、老人に手を上げる人間は本当に最低としか言いようがない。

母親は手を上げていないにしても、夫と同じくらいの罪があるだろう。

2人は一生かけてもこの罪を償う事はできない。

どんな償いをしても、もう結愛ちゃんは帰ってこないのだから。

 

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